東証、午前終値は1万9992円 利益確定売り優勢 

 8日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反落した。利益確定の売り注文が優勢となり、心理的節目の2万円を一時割り込んだ。前日の米国市場でダウ工業株30種平均が9営業日連続で終値の過去最高値を更新したことを好感し、小幅に上昇する場面もあった。

 午前終値は前日終値比63円72銭安の1万9992円17銭。東証株価指数(TOPIX)は5・42ポイント安の1633・85。

 夏休み前で積極的な売買を手控えるムードもあった。市場では「今年の高値圏にあって買い材料も少なく、利益確定売りが出やすい」(大手証券)という見方が出ていた。


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