「大麻ない」虚偽報告疑い 免許取得者を書類送検へ 

 大麻の研究免許を持っていた北海道東川町の男性(69)が乾燥大麻を所持していたにもかかわらず、廃棄したなどと道知事に虚偽報告をした疑いが強まったとして、厚生労働省の麻薬取締部が大麻取締法違反容疑でこの男性を近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者が7日までに明らかにした。

 捜査関係者によると、大麻所持の虚偽報告で立件されるのは極めて異例。

 男性は、2016年に数十キロの乾燥大麻を所持していたにもかかわらず、北海道知事に「同年末の時点では大麻は所持していなかった」と虚偽の報告をするなどした疑いが持たれている。乱用していないとみられる。


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