内閣府参事官「発言は非公式」 議事要旨に加計記載なし 

「加計学園」問題を調べる民進党チームの会合=7日午後、国会

 学校法人「加計学園」(岡山市)の問題を調べる民進党チームの会合で、内閣府の塩見英之参事官は7日、学園関係者が国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の会合に同席し、発言したことを認めた。議事要旨に記録を残さなかった理由について「『説明補助者』という非公式な立場だった。発言も公式なものではないため、記載していない」と説明した。

 民進党は「加計隠しではないか」とただしたが、塩見参事官は「隠していない」と否定した。

 内閣府によると、WGは2015年6月、獣医学部の新設を提案した愛媛県と今治市をヒアリングした際、学園側の3人も同席した。


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