2017年8月7日 20:40 | 無料公開
会談を前に握手する(左から)ティラーソン米国務長官、韓国の康京和外相、河野外相=7日、マニラ(共同)
【マニラ共同】日米韓3カ国は7日、フィリピンの首都マニラで外相会談を開き、国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議の着実な履行を含め、圧力をかけることが重要だとの認識で一致した。さらなる「効果的な圧力」に向けて連携を図ることを確認した。中国やロシア、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国に圧力強化措置への協力を働き掛けることも申し合わせた。
北朝鮮は政府声明を発表し、決議について「主権に対する乱暴な侵害で全面的に排撃する」と非難し、猛反発した。
日米韓は、2回にわたり大陸間弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対し、新決議の厳格実施を国際社会に求めた形だ。