広島で高橋真梨子さんが始球式 平和願いピースナイター 

 広島市のマツダスタジアムで2日、プロ野球広島―阪神戦が平和と核兵器廃絶を願う「ピースナイター」として開かれ、広島県生まれで被爆2世の歌手高橋真梨子さん(68)が始球式をした。

 高橋さんは亡くなった母の誕生日の11月1日にちなんだ背番号「111」のユニホーム姿で登場した。

 広島カープの選手たちは、原爆ドームとマツダスタジアムがデザインされたワッペンを袖につけ、試合に臨んだ。カープの先発は被爆地・長崎県出身の大瀬良大地投手(26)。度重なるピンチにも力投を続ける右腕に大きな声援が送られた。

 ピースナイターは生協ひろしまなどの主催で、今年が10回目。


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