5月の生活保護世帯は増加 高齢者が最高更新 

 厚生労働省は2日、全国で生活保護を受給している世帯は5月時点で、前月から2153世帯増え、163万9558世帯だったと発表した。65歳以上の高齢者世帯が引き続き増加し、過去最高を更新したことが要因とみられる。受給者数は1194人減少し、213万482人だった。

 世帯別(一時的な保護停止を除く)では、高齢者世帯が前月比で1462世帯増の86万960世帯だった。このうち単身世帯は78万1694世帯に上り、約9割を占めている。


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