2017年7月31日 20:24 | 無料公開
「今年も元気です」「会いたいな」。東日本大震災で大きな被害に遭った宮城県石巻市で31日、石巻川開き祭りが行われ、遺族らが犠牲者への思いを記した色とりどりの灯籠約5千個が旧北上川に流された。 日が沈み始め、ボランティアの学生や市の関係者ら約200人が台船や小船の上から灯籠を一つ一つ丁寧に川に流すと、黄色やピンクの光が水面を照らしていった。 石巻川開き祭りは、毎年夏に花火大会や灯籠流しなどを実施。2011年から震災犠牲者の追悼と復興への願いを込めるようになった。