北朝鮮ミサイル発射、ICBMか 日本経済水域に落下 

北朝鮮のミサイル発射に関し、取材に応じる安倍首相=29日午前1時43分

 北朝鮮は日本時間の28日午後11時42分ごろ、中部から東方向に向けて弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると、ミサイルは約45分間飛行、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下した。北朝鮮ミサイルの飛行時間としては過去最長とみられ、米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性が高い。安倍晋三首相は29日未明、記者団に「わが国の安全保障に対する脅威が重大かつ現実のものになったことを明確に示すものだ」と強く非難した。

 韓国軍によると、慈江道・前川郡の舞坪里付近から発射された。これまでに長距離ミサイルを発射したことのない場所からの深夜の発射。


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