70代女性の合格取り消す 網走の定時制面接で替え玉受験 

 北海道教育委員会は28日、2013年3月に行われた網走南ケ丘高校(網走市)の定時制入試面接で替え玉受験があり、市内に住む70代女性の合格を取り消すと発表した。親族の60代女性が代わりに面接を受けた可能性が高く、道教委は「確認が不十分だった」として関係者の処分も検討している。

 道教委によると、替え玉受験があったとする文書が昨年11月に届き、調査を開始。70代女性の面接欠席が判明した。60代女性は同校卒業生らでつくる定時制教育振興会のメンバーで、同校から出願者を募るよう要請されていた。70代女性に出願を依頼したが「面接控室には自分が入った」などと説明した。


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