厚労省、午後8時消灯でアピール 働き方改革 

消灯された中央合同庁舎第5号館(右、28日夜)と25日の同庁舎=東京・霞が関

 厚生労働省と環境省は28日、入居する中央合同庁舎第5号館を午後8時に全館消灯した。働き方改革を所管する厚労省の提案で、職員の意識向上と取り組み姿勢をアピールするのが狙い。

 中央省庁では定時退庁を促すことはあるが、厚労省によると、今回のような試みは初めてとみられる。今後も年に1回は実施するという。

 社会保障や雇用・労働政策を担う厚労省は業務量が多く、長時間労働の常態化が指摘されている。普段は深夜まで多くの部屋の電気がついたままだが、この日は少しずつ消え、午後8時には一部を残すだけになった。


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