日経新聞社員を懲戒解雇 商品券だまし取る 

 日本経済新聞社は25日、業務で新聞販売店に購入を依頼されたように装ってグループ会社から567万円相当の商品券をだまし取ったとして、東京本社販売局の男性社員(32)を懲戒解雇した。

 日経新聞社によると、男性は大阪本社販売局に勤務していた2015年1月~今年3月、33回にわたって商品券を発注。代金は新聞販売店10店などに請求させる一方、商品券は販売店に渡さず、自ら現金化して私的な飲食や交通費に使っていたという。

 日経新聞社広報室は「業務を装った不正行為であり、損害を被った新聞販売店におわびいたします」としている。


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