藤井四段が棋聖戦2連勝 挑戦権獲得へスタート 

藤井聡太四段(日本将棋連盟提供)

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は24日、大阪市の関西将棋会館で指された八大タイトル戦の棋聖戦1次予選で2連勝し、羽生善治棋聖(46)への挑戦を目指してスタートを切った。

 藤井四段は同日の1局目で西川慶二・七段(55)を破って15歳初勝利を挙げ、2局目では阪口悟五段(38)に勝った。

 21日に新鋭の三枚堂達也四段(24)に敗れ公式戦2敗目を喫したが、その後の対局は2連勝した。通算成績は33勝2敗。

 次回は27日、平藤真吾七段(53)と対戦する。


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