空からVRで巨大古墳体験ツアー 堺市博物館、8月から 

大山古墳(仁徳天皇陵)とCG映像で再現した築造当時のイメージ(下)

 百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指す堺市などは8月1日から、バーチャルリアリティー(VR)技術で百舌鳥古墳群を上空から眺めることができる疑似体験ツアーを堺市博物館で始める。

 国内最大の前方後円墳・大山古墳(仁徳天皇陵)の南側で、上空300メートルまでドローンを上昇させ古墳群を撮影。ヘッドマウントディスプレーをつけ頭を上下・左右に動かせば、全方位の映像を楽しめ、空に舞い上がったような感覚を味わえる。

 CG映像で、約1600年前の大山古墳の壮麗な築造当時の様子や、地中の石室を再現。当時にタイムスリップしたような気分になれる。


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