アカカミアリと訂正、茨城 常陸太田の24匹 

 環境省と茨城県は21日、同県常陸太田市でコンテナから見つかったアリ24匹について、有毒の外来種「アカカミアリ」だったと訂正した。16日に南米原産の強毒アリ「ヒアリ」と発表していた。

 ヒアリと判定した個体の状態が悪かったため、環境省の依頼で専門機関が別の個体で再確認し、アカカミアリと判明した。県環境政策課は「引き続き、事業者にヒアリ発見時の対処方法の周知を続けたい」としている。

 コンテナは台湾で荷詰めされ、東京港の青海ふ頭で陸揚げ後、常陸太田市の工場へ陸送。12日に荷物の搬出やコンテナ内清掃の際に見つかった。


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