福岡・博多港にもヒアリ 数十匹、確認は6都府県に 

博多港で見つかったヒアリ=21日、福岡市の九州大熱帯農学研究センター(環境省提供)

 環境省は21日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が、博多港のコンテナヤードで見つかったと明らかにした。ヒアリが確認されたのは6都府県となった。今回、見つかったのは数十匹。すべて働きアリで、繁殖につながる女王アリや幼虫は確認されなかった。

 ヒアリはコンテナヤードの舗装の亀裂にいた。周辺には既にヒアリが定着している中国の南沙港から運ばれた複数のコンテナが置かれていた。

 環境省が6月30日に同じ場所を調査した際は見つからなかった。


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