神明が雪国まいたけに出資 米ベインから株49%取得 

 コメ卸売最大手の神明(神戸市)は21日、キノコ生産販売大手の雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)に出資すると発表した。全株式を保有する米投資ファンドのベインキャピタルから49%の株式を取得する。コメの国内消費の減少に対応するため食全体に事業領域を広げる。出資額は明らかにしていない。

 雪国まいたけは不適切会計処理や内紛で経営が混乱し、2015年にベインが買収し経営再建を進めてきた。ベインは神明への株式売却後も51%の株式を保有する。

 神明は青果卸や水産加工会社の買収も進めるなど事業拡大を図っている。


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