辺野古、沖縄県24日再提訴 政府の工事差し止め求め 

 沖縄県は、政府が進める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事差し止めを求め、24日午後に那覇地裁に提訴する方針を固めた。判決まで工事を中断させる仮処分も併せて申し立てる。県関係者が21日、明らかにした。双方の対立は再び法廷闘争に発展する。

 県は、政府が県規則に定められた知事の許可を得ずに海底の岩石などを壊す「岩礁破砕」を行うのは違法と主張。政府は、判例により自治体が条例や規則に従うよう求める訴訟を起こすことはできず、許可も不要として全面的に争う方針だ。


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