2017年7月21日 10:22 | 無料公開
仮設住宅の入居受け付けに訪れた被災者(左側)=21日午前、福岡県東峰村
九州北部の豪雨で被害が出た福岡県東峰村で21日、仮設住宅の入居受け付けが始まった。県は17戸分の建設工事に着手しており、約1カ月後の完成後、速やかに入居できるよう準備を進める。
豪雨による犠牲者は福岡、大分両県で35人に上り、自衛隊や警察などは21日も福岡県朝倉市で行方不明になったとみられる6人を捜索。
朝倉市でも仮設住宅40戸分の建設工事が始まっているが、受付時期は未定。大分県は民間賃貸住宅を行政が借り上げる「みなし仮設住宅」や公営住宅で対応する。
福岡県によると、東峰村では豪雨で3人が死亡し、計33戸が全半壊となった。