政府、激甚災害4市町村指定へ 九州北部の豪雨 

20日、国連の「水と災害に関する特別会合」で演説する自民党の二階幹事長(右)=ニューヨーク(共同)

 松本純防災担当相は21日の記者会見で、九州北部の豪雨の激甚災害指定に関し、福岡県朝倉市、東峰村、添田町と大分県日田市の4市町村が公共土木などの復旧事業の支援対象となると表明した。農業被害は地域を特定せず支援する。全国の梅雨明けを待って近く閣議決定する。

 対象は、道路や橋、堤防など公共土木工事が4市町村、被災中小企業への支援は朝倉市、東峰村の2市村で、市町村を限定した「局地激甚災害」を適用する。農地や農道、用水路など農業施設については地域を特定せず広く対象とする。


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