2017年7月21日 07:47 | 無料公開
20日、米ネバダ州ラブロックでの審理で発言するO・J・シンプソン受刑者(左)(ロイター=共同)
【ロサンゼルス共同】スポーツ関連の記念品を奪ったとして強盗などの罪で2008年、最長禁錮33年の不定期刑を言い渡され、服役中の米フットボール元黒人スター選手O・J・シンプソン受刑者(70)に対し、ネバダ州の仮釈放審査委員会は20日、再犯の恐れが低いとして早ければ10月1日にも仮釈放を認める決定を出した。
シンプソン受刑者と仲間は07年9月、ネバダ州ラスベガスのホテルの部屋に銃を持って押し入り、収集家2人を拘束し、スポーツ関係の記念品などを奪った。
シンプソン受刑者は、収監中に矯正プログラムを受け「9年間、言い訳をしなかった」と反省の意を示した。