土崎港曳山まつり始まる、秋田 ユネスコ無形文化遺産に登録 

「土崎港曳山まつり」で秋田市土崎地区内を練り歩く山車=20日午後

 世相を風刺した人形と立て札で飾り付けた山車が練り歩く「土崎港曳山まつり」が20日、秋田市土崎地区で2日間の日程で始まった。昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つに登録されてから、初めての開催。

 立て札には世相を五七五調で詠んだ文が書かれている。今年の作品は、森友・加計学園の問題を扱った「加計(かけ)と森友(もり) 手打ちにしたい 安倍の側(そば)」や、東京都の小池百合子知事と築地市場の移転を絡めた「魚河岸の 地下の毒消す 百合の花」など。


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