九州北部が梅雨明け 平年より1日遅く 

 気象庁は20日、豪雨被害のあった九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より1日、昨年より2日遅い。今後1週間程度は高気圧に覆われて晴れる日が多いが、山沿いや内陸部を中心ににわか雨や雷雨が降る可能性があり、注意が必要だ。

 気象庁によると、福岡県朝倉市や大分県日田市では、7月5~6日の雨量が平年の7月1カ月分を超える記録的な降雨量だった。

 一方、各地の梅雨の期間の雨量は、福岡市310・0ミリ(平年436・6ミリ)、大分市339・0ミリ(同430・8ミリ)、長崎市384・0ミリ(同489・5ミリ)と平年を下回った。梅雨入りは6月6日ごろだった。


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