覚醒剤使用、30代女性に無罪 「元夫が混入の可能性」 

 覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた30代女性の判決で、東京地裁は19日、元夫がひそかに覚醒剤成分を混入した飲み物を、知らずに飲んだ可能性があるとして、無罪(求刑懲役2年)を言い渡した。

 女性は都内の自宅などで覚醒剤を使用したとして3月に起訴され、任意提出した尿から覚醒剤成分が検出されていた。

 女性は「覚醒剤を使用したことはなく、薬物使用歴のある元夫(同罪で有罪確定)から勧められた飲み物に含まれていた可能性がある」と主張。自宅から注射器や吸引器などは発見されなかった。


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