ウナギの輸入最盛期、成田空港 「土用の丑」前に 

台湾から空輸されたウナギ=19日午後、成田空港

 25日の「土用の丑の日」を前に、成田空港でウナギの輸入が最盛期を迎え、東京税関成田税関支署が19日、通関手続きを公開した。空輸されたウナギは、運搬用の段ボール箱からおけに次々と移され、勢いよく身をくねらせた。

 千葉県成田市の輸入業者「丸勝」によると、この日空輸されたのは中国産と台湾産のウナギ3・3トンで、うな重約1万6500食分という。通関手続き後、首都圏の問屋や飲食店に出荷される。

 同社の西勝光治社長(68)は「今年は稚魚が豊漁で例年よりおいしい。輸入段階の値段も前年比で1割安くなっている」と話した。


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