訪日客、半年で1375万人 過去最多、韓国がけん引 

4月、大阪市内で桜を楽しむ外国人観光客

 観光庁は19日、今年上半期(1~6月)に日本を訪れた外国人旅行者は1375万7300人で、前年同期に比べ17・4%増えたとの推計を発表した。上半期では過去最多だった。国・地域別で最も多かった韓国が全体をけん引し、年間最多の約2403万9千人を記録した昨年を上回るペース。訪日客の消費額は上半期の累計が2兆456億円となり、初めて2兆円を突破した。

 上半期の訪日客数は、韓国が42・5%増の339万5900人、次いで中国が328万1700人、台湾が228万8千人だった。韓国人客の増加は、格安航空会社の増便や昨年4月の熊本地震の影響から回復したことが要因。


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