2017年7月19日 12:42 | 無料公開
佐賀県庁を訪れ説明する国交省鉄道局の江口秀二技術審議官(左端)=19日午前
九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)に採用予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発を巡り、国土交通省鉄道局の江口秀二技術審議官は19日、沿線の佐賀県を訪れ副島良彦副知事と県庁で会談した。14日の専門家委員会の結果、2022年度の長崎ルート暫定開業時に予定していたFGTの先行車導入が技術面の課題から難しくなった現状について説明した。
副島副知事は「既に誘客対策や街づくりを進めているので、しっかりとやってもらいたい」と述べ、在来線と新幹線を乗り継ぐ「リレー方式」による22年度の暫定開業には遅れが生じないよう求めた。