2017年7月19日 12:25 | 無料公開
総務省消防庁は19日、10~16日の1週間に7680人が熱中症で搬送されたとの速報値を発表した。前週の4241人から1・8倍に増え、北海道、山形、埼玉、新潟、和歌山、佐賀の6道県の計6人が搬送先で死亡した。各地で真夏日や猛暑日を観測するなど、気温が高い日が続いたためとみられる。 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は173人、短期の入院が必要な中等症は2586人だった。65歳以上の高齢者は49・5%を占めた。 都道府県別では、東京の627人が最も多く、埼玉488人、大阪453人と続いた。7月としては記録的な暑さだった北海道が4位の439人。