熱中症、前週の1・8倍 7680人搬送、死亡は6人 

 総務省消防庁は19日、10~16日の1週間に7680人が熱中症で搬送されたとの速報値を発表した。前週の4241人から1・8倍に増え、北海道、山形、埼玉、新潟、和歌山、佐賀の6道県の計6人が搬送先で死亡した。各地で真夏日や猛暑日を観測するなど、気温が高い日が続いたためとみられる。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は173人、短期の入院が必要な中等症は2586人だった。65歳以上の高齢者は49・5%を占めた。

 都道府県別では、東京の627人が最も多く、埼玉488人、大阪453人と続いた。7月としては記録的な暑さだった北海道が4位の439人。


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