九州豪雨、仮設住宅着工 57戸、来月にも入居可能に 発生2週間、捜索続く 

福岡県朝倉市の杷木小学校のグラウンドで始まった仮設住宅の建設工事=19日午前

 福岡県は19日、九州北部の豪雨により大きな被害を受けた朝倉市と東峰村で、仮設住宅の建設工事に着手した。計57戸を1カ月程度で完成させ、早ければ8月中旬から被災者に入居してもらう予定だ。

 福岡、大分両県で34人が犠牲になった豪雨は19日で発生から2週間が経過。なお7人と連絡が取れておらず、自衛隊員や消防隊員による捜索が続いた。朝倉市役所では、定例の対策会議が始まる午前9時に合わせ職員らが黙とうした。

 仮設住宅は朝倉市の杷木小学校のグラウンドに40戸、東峰村の旧宝珠山小のグラウンドに17戸建てる。うち東峰村の2戸はバリアフリー型とする。


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