スペイン・サッカー連盟会長逮捕 FIFA副会長、汚職疑惑 

当局に連行されるアンヘルマリア・ビリャルリョナ会長=18日、ラスロサス(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】国際サッカー連盟(FIFA)のアンヘルマリア・ビリャルリョナ副会長(67)が18日、会長を務めるスペイン・サッカー連盟の汚職疑惑で逮捕された。スペイン治安当局が発表したとAP通信が伝えた。容疑は不正経営や横領、文書偽造という。

 ビリャルリョナ氏は欧州サッカー連盟(UEFA)の副会長も兼任する国際サッカー界の重鎮。UEFAは「報道内容は関知しているが、現時点でコメントすることはない」との声明を出した。

 FIFAは大規模な不正疑惑で一昨年にゼップ・ブラッター前会長が活動停止処分を受けるなど、大半の幹部が事実上追放された。


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