デフリンピック、トルコで開幕へ 18日から、鈴木長官も視察 

デフリンピックの壮行会で日本選手団らと写真に納まるスポーツ庁の鈴木長官(前列左端)=6月、参院議員会館

 聴覚障害者による総合スポーツ大会、第23回夏季デフリンピックは18日、トルコのサムスンで開幕する。国際ろう者スポーツ委員会が主催し、13日間で21競技を実施。日本からは11競技に男子74選手、女子34選手の合計108選手が参加する。

 夏季、冬季大会ともに4年に1度の開催。ただ、大会の知名度は低く、近年の内閣府調査では、パラリンピックの認知度は94%だったのに対して、デフリンピックは2・8%だった。

 今回初めて壮行会が行われ、トルコに視察に行く予定のスポーツ庁の鈴木大地長官は「生涯にわたり、心身ともに文化的で健康なスポーツ立国を実現させたい」と訴え掛けた。


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