中越沖地震10年で追悼式、新潟 発生時刻に黙とう 

新潟県中越沖地震から10年を迎え、合同追悼式で手を合わせる遺族=16日午前、新潟県柏崎市

 15人が死亡した新潟県中越沖地震から16日で10年となり、震度6強を観測した同県柏崎市で、県と市、同県刈羽村による合同追悼式が開かれた。遺族や米山隆一知事、柏崎市の桜井雅浩市長らが参加し、発生時刻の午前10時13分に合わせて黙とうした。

 桜井市長は「支え合いの精神で、復興へと歩み続けてきた。魅力あふれる古里となるよう全身全霊で取り組む」とあいさつ。米山知事は「大規模地震は全国で繰り返し発生している。経験と教訓を広く発信、継承していくことが責務だ」と述べた。新たに東京電力ホールディングスの社長に就任した小早川智明氏も参加した。


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