連合、逢見新会長で最終調整 後任の事務局長は相原氏有力 

 連合の次期会長に逢見直人事務局長(63)、後任の事務局長に相原康伸自動車総連会長(57)の就任が有力となった。役員推薦委員会が10月の大会に2人を推す方向で最終調整。今月中に内定したい考えだが、神津里季生会長(61)の続投を求める声もあり、ずれ込む可能性がある。関係者が15日明らかにした。10月に任期が切れる神津氏は、1期2年で異例の退任となる公算。

 連合は、一部専門職を労働時間規制から外す労働基準法改正案を条件付きで容認したが、逢見氏はこの動きを主導したとされ、安倍政権との距離の近さが指摘されている。連合が支持する民進党との関係にも影響がありそうだ。


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