豊田議員の説明なく地元不信 自民県連、後継選考へ 

 秘書への暴言や暴行を報じられ、自民党に離党届を出した豊田真由子衆院議員=埼玉4区。3週間以上たった今も公の場に姿を見せず、何の説明もない状況に地元は不信感を募らせる。加計学園問題などで自民に逆風が吹く中、所属派閥はしばらく静観の構えだが、県連は処分が決まり次第、早急に後継選びに動く方針だ。

 暴行問題が報じられたのは6月22日。週刊誌報道によると、豊田氏は当時政策秘書だった50代男性の頭を殴るなどし、「はげ」「死ねば」といった暴言を吐いたとされる。男性が録音したとするその際のやりとりも掲載。男性は今月6日、埼玉県警に被害届を出した。


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