半数近くの子どもが免疫不十分 ワクチン混ぜて予防接種問題 

 東京都品川区のクリニックで男性医師が複数のワクチンを勝手に混ぜて乳幼児に予防接種した問題で、区が抗体検査をした結果、水痘(水ぼうそう)やおたふくかぜについて半数近くの子どもに十分な免疫ができておらず、再接種が必要だったことが15日、分かった。

 区が保護者宛てに送った文書によると、水痘は抗体検査を受けた子ども101人中48人、おたふくかぜは107人中46人で免疫が不十分。99%程度の確率で免疫がつくとされるはしかは127人中32人、同様の風疹も127人中40人で再接種した方がよいとされた。


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