辺野古容認派の擁立難航 名護市長選、自民振り出し 

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となる来年2月任期満了の名護市長選で、移設を容認する自民党名護市支部の候補者擁立が難航している。支部は15日、選考委員会を開き、出馬辞退の意向を伝えてきた元県福祉保健部長の宮里達也氏(66)の擁立断念と仕切り直しを確認した。

 選考委員長の末松文信県議は終了後、記者団に「いかに難しい選挙かということだ。重要な選挙なので、勝てる候補をできるだけ早めに擁立したい」と述べた。


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