2017年7月15日 05:42 | 無料公開
米下院外交委員会小委員会の公聴会で、証言する楊建利氏=14日、ワシントン(UPI=共同)
【ワシントン共同】死去した中国民主活動家、劉暁波氏に関する14日の米下院外交委員会小委員会の公聴会で、劉氏と親交があった米在住の学者で民主活動家の楊建利氏は、劉氏が末期がんと診断されてからも中国当局は病状を隠すなどして治療を怠り、死刑にされたのと同じだと非難。劉氏は息を引き取るまで厳しい監視下に置かれ「最期の言葉も自由には残せなかった」と証言した。
劉氏は2010年に獄中でノーベル平和賞を受賞。拘束中に同賞を得た歴代受賞者の中でも「最も悲劇的な人物となった」と楊氏は嘆いた。