2017年7月14日 21:55 | 無料公開
【ワシントン共同】米労働省が14日発表した6月の消費者物価指数(季節調整済み)は前月から横ばいだった。0・1%の上昇とみていた市場予想を下回った。1月は0・6%上昇したが、エネルギー価格の下落が響き、2月以降は低迷が続いている。6月は前年同月比(季節調整前)では1・6%上昇した。 連邦準備制度理事会は物価の低迷を懸念し「動向を注意深く監視する」(イエレン議長)としている。消費者物価の動きも追加利上げの時期を判断する重要な要素となりそうだ。 月ごとの価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比0・1%上昇。前年同月比でみると1・7%上昇した。