ヒアリ、横浜港で500匹超 確認5都府県に 

横浜港本牧ふ頭の土の中で確認されたヒアリ=14日(環境省提供)

 環境省は14日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が、横浜港で500匹超見つかったと明らかにした。さなぎと幼虫もそれぞれ100個体超確認されたことから、女王アリもいるとみられる。

 ヒアリが見つかったのは、東京、愛知、大阪、兵庫に加えて5都府県となった。

 神戸港内に設置していた捕獲用容器で12日に捕獲したアリも、14日にヒアリの働きアリと確認した。これまでに神戸港でヒアリが見つかっていた場所から50m程度離れていたが、担当者は「想定していた範囲内」としている。

 5月26日には、神戸港で陸揚げ後に兵庫県に移送された輸入コンテナ内から、国内で初めてヒアリを確認した。


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