面談型で赤ちゃん受け入れ 神戸の助産院、来年3月から 

「面談型」での赤ちゃん受け入れを発表したマナ助産院の永原郁子院長(右)=14日午後、神戸市

 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」を神戸市の助産院に設置する計画を進めていたNPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」は14日、神戸市で記者会見を開き、助産師が24時間対応する「面談型」での赤ちゃん受け入れを来年3月に始めると発表した。

 NPO法人は今年2月、神戸市北区のマナ助産院に、熊本市の慈恵病院に続き国内で2例目となる赤ちゃんポストを開設する計画を発表。しかし、神戸市が求める常駐医師の確保が難しいとして3月、先送りする方針を市などに伝えていた。

 その後、ポスト方式ではなく面談型に変更し、開設への調整を神戸市などと進めていた。


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