ペルー前大統領の身柄拘束 違法選挙資金受領した疑い 

13日、リマの政党本部を後にするウマラ前大統領とナディネ夫人(ロイター=共同)

 【リマ共同】南米ペルーの裁判所は13日、ブラジルの大手建設会社オデブレヒトから違法な選挙資金を受け取ったとして、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑などで、ペルーのウマラ前大統領(在任2011~16年)と夫人に対する18カ月間の身柄拘束を検察側に許可した。夫妻は同日夜、裁判所に出頭した後、拘束された。2人は一貫して容疑を否認している。

 ウマラ氏は11年の大統領選で、オデブレヒトから300万ドル(約3億4千万円)の選挙資金を受け取り、個人からの寄付だと偽って申告した疑いが持たれている。


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