劉氏死去で批判拡大 高まる妻の解放要求 

死去した劉暁波氏に哀悼の意を表明する人たち=13日、香港(AP=共同)

 獄中でノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏の死去を受け13日、劉氏を長期間拘束し、容体悪化後も自由に治療を受けることを認めなかったとして、欧米諸国や人権擁護団体などから中国政府への批判が相次いだ。監視下に置かれている妻の劉霞さんの解放と国外への出国を求める声が高まっている。

 一方、新華社電(英語版)によると、中国外務省の耿爽副報道局長は14日、劉氏への対応は内政問題だと強調し「外国は不適切な意見を述べる立場にない」との談話を発表して反発した。


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