米上院、駐日大使の人事承認 実業家のハガティ氏 

米上院外交委員会の公聴会に出席したウィリアム・ハガティ氏=5月18日、ワシントン(共同)

 【ワシントン共同】米上院本会議(定数100)は13日、トランプ大統領が次期駐日大使に指名した実業家ウィリアム・ハガティ氏(57)の人事を86対12の賛成多数で承認した。オバマ前政権下で大使を務めたキャロライン・ケネディ氏の後任となる。日米関係筋によると、8月にも着任する見通し。

 ハガティ氏は出身地の南部テネシー州政府の経済開発責任者を務めたこともあり、通商政策に精通。トランプ氏が掲げる「米国第一主義」を代弁し日本に市場開放など圧力をかける「手ごわい交渉人」(日本政府関係者)になるとの声がある。


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