東京都教育委員が自己都合で辞職 飲酒時トラブルか 

 東京都教育委員会は13日、首都大学東京の大杉覚教授(52)が同日付で教育委員を辞職したと発表した。「自己都合」としている。大杉教授は2015年12月に任期途中で辞職した作家乙武洋匡氏(41)の後任。首都大によると先月22日夜、都内の飲食店で客をたたくトラブルがあったという。

 翌23日に客から大学側に連絡があった。大杉教授は大学に対し「酒を飲んでいたので記憶が定かでないが、相手の申し出を否定できない」と説明しているという。首都大は処分を検討している。

 大杉教授の任期は21年2月27日までだった。都の教育委員は知事が議会の同意を得て任命する。


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