2017年7月13日 18:39 | 無料公開
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めるよう県内の住民らが申し立てた仮処分について、松山地裁(久保井恵子裁判長)は可否の決定を今月21日午後1時10分に出すことを決め、13日に住民側の弁護団へ通知した。 昨年8月の伊方3号機の再稼働を巡って各地で申し立てられた仮処分のうち、決定は3月に差し止めを認めなかった広島地裁に次いで2例目。大分地裁や山口地裁岩国支部でも争われている。 松山地裁での審理は四国電側が算出した原発の耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)の信用性や審査の在り方などが主な争点だった。