蓮舫氏、戸籍公表の意向 「二重国籍」問題で 

 民進党の蓮舫代表は11日の党会合で、台湾との「二重国籍」問題を巡り、自身の戸籍を公表する意向を表明した。出席者が明らかにした。日本国籍を選択したことを証明し、蓮舫氏の求心力低下を招いた問題を決着させ、東京都議選の敗北で高まる執行部への不満を和らげる狙いがある。中堅議員は「戸籍を公開しても蓮舫氏の責任論が収まるとは限らない」と厳しい見方を示した。

 蓮舫氏は昨年9月の代表選の際に、台湾籍が残っていることが判明。代表就任後の翌10月に「国籍選択届」を居住する東京都内の区役所に提出したと説明していた。ただ、家族のプライバシーを理由に戸籍公開を拒んできた。


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