中川家礼二ら、福島の魅力PR 絶景の只見線でネタ披露を 

記者発表会に登場した福島県の内堀雅雄知事(中央)と中川家礼二(左隣)ら芸人たち=11日、東京都内

 お笑いコンビ「中川家」の礼二ら芸人たちが、福島県の魅力をPRする「絶景列車、只見線!奥会津魅力満載キャンペーン」の東京都内での記者発表会に登場した。

 同キャンペーンは、福島県と吉本興業が昨年11月、東日本大震災からの復興と地域活性化に向けて締結した包括連携協定の一環。目玉は、芸人が同行し、JR只見線の車窓からの景色などを楽しむツアーだ。

 今年9月のツアーへの参加が決まった“鉄道芸人”の礼二は「只見線は絶景しかない」と断言。車内では、物まねのネタなどで盛り上げる予定という。

 列車内で漫才を披露するという若手コンビ「和牛」は「奥会津のために作った100%の新作を」とやる気満々のところを見せたが、只見町の観光のスタッフから「全部絶景なので、(漫才披露は)鉄橋を渡っている15秒間とかに…」などとイジられていた。レイザーラモンRGらが同行するツアーも予定。

 只見線は2011年7月の豪雨で被災し一部区間の不通が続くが、復旧、存続の方針が決まっている。福島県の内堀雅雄知事は「多くの方に知っていただき、使っていただきたい。素晴らしい芸人の皆さんと、笑いのあるツアーにぜひ参加してください」と呼び掛けた。


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