藤井四段が8強入り、青流戦 初黒星後は連勝 

藤井聡太四段(日本将棋連盟提供)

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(14)は11日、大阪市の関西将棋会館で指された加古川青流戦トーナメント3回戦で都成竜馬四段(27)を破り、ベスト8に進出した。14歳最後の対局に勝利し、公式戦通算31勝目を挙げた。

 藤井四段は2日、佐々木勇気五段(22)に敗れてプロ初黒星を喫し、連勝記録は29で止まった。その後、6日の対局には勝っており、初黒星から2連勝を飾った。

 次回は21日、上州YAMADAチャレンジ杯で三枚堂達也四段(23)―梶浦宏孝四段(22)の勝者と対戦する。

 加古川青流戦は若手棋士らが対象。決勝は3番勝負で行われる。


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