熱中症搬送は4241人 前週の2・2倍、6人死亡 

 総務省消防庁は11日、3~9日の1週間に4241人が熱中症の症状で搬送されたとの速報値を発表した。前週の1914人の約2・2倍に増え、搬送先で茨城など6県の計6人が死亡した。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は117人、短期の入院が必要な中等症は1382人だった。65歳以上の高齢者は50・0%を占めた。

 都道府県別では、愛知の358人が最も多く、埼玉345人、東京336人と続いた。死亡したのは茨城、埼玉、山梨、三重、山口、大分の各1人だった。

 消防庁は適度な休憩や小まめな水分補給といった予防策を取るよう呼び掛けている。


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