東京で時差ビズ始動、効果は? 満員電車解消へ企業も参加 

「時差Biz(ビズ)」のキャンペーンを視察する東京都の小池百合子知事=11日午前、東京都新宿区の都営地下鉄大江戸線の新宿西口駅

 東京都は11日、ラッシュ時間帯の混雑を緩和し満員電車を解消するため、計約260の企業や自治体などが時差出勤に集中的に取り組む「時差Biz(ビズ)」のキャンペーンを始めた。期間は25日まで。早朝に臨時電車が運行されるほか、時差出勤した人への特典もある。

 満員電車の解消は、小池百合子知事が昨年夏の知事選で掲げた公約の一つ。環境相時代に仕掛けた夏の軽装「クールビズ」にちなんで名付けた。3年後に迫った東京五輪・パラリンピックの期間中、都心の混雑を緩和する狙いもあり、来年度以降も実施予定という。


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