2017年7月10日 23:47 | 無料公開
ブリュッセルの欧州連合(EU)本部=(AP=共同)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)が2011年の東京電力福島第1原発事故後、続けている日本産食品への輸入規制について、福島県産米など10県の食品の一部または全部を除外する方向で検討していることが10日、分かった。EUの欧州委員会は今秋にも決める見通し。同県産米の規制が解除されれば、他県からEUへのコメ輸出の手続きが簡素化されるため、全国的に朗報となりそうだ。
秋田県はキノコと山菜に対する規制が撤廃され、規制対象地域から外れる方向だ。
規制緩和の検討の対象となる県は福島、秋田のほか岩手、宮城、山形、茨城、栃木、群馬、千葉、長野の8県。